H24-2-21
社長の「決定」をすぐに「実行」できる幹部が会社を強くする(PRIMETIME)
中小企業においては、社長が、優秀な技術者であり、もっとも売れる営業マンでありながら、人事や経理や総務を見つつ、業務改善から経営戦略まで担当しているというのが実情です。
そうするとどうしても右腕になる人材が欲しくなるところですが、社長が有能であればあるほど右腕を育てるのは至難の業です。
方法としてはシステム化して誰にでもできるようにするか、社長の指示通り動いてみせる社員を育てるか、あるいは効率を捨てて組織をフラット化するか、というあたりの解決策を模索することになります。
ただ、目に見える経営課題を解決するために人事制度や組織をいじると、目に見えないリスクを伴うこともあります。
こうした問題に近道や特効薬はなく、まずは従業員側にそうした実情を知ってもらうというところから始めるしかありません。
社長がそういう状況にあるということを知ってもらうことから始めなければならないほど、経営者と従業員が見ている景色は違うものです。
もっと言えば、これを始める手前に、社長自身が、自分がすべてを抱え込んでいることで自ら会社の発展を阻害している可能性があるということに気づくことから始めなければなりません。
しかし、その気づきは、時を得ているものであれば会社は飛躍するでしょうが、独りよがりのものであれば組織に悪影響を及ぼします。
経営はいつでもアンビバレントなものです。